野菜を育てよう

参入障壁の下がった今がおすすめ!

農業と言うと大変なイメージを持つ方も多いと思いますが筆者がまずおすすめするのは、「家庭菜園程度の小規模な畑で野菜や果物を育てること」で衣食住の食の一部を自ら生み出すことです。

「いや、そんなこと急に言われても家は賃貸だから庭も畑もないよ」と言われそうですが、今は農業を始めるハードルが大きく下がっているんです!

まず現在は農地マッチングという仕組みがあります。

農地マッチング

主に市区町村などの自治体が管理が困難な農地の所有者と新規就農や規模拡大を目指す人を結びつける制度。遊休農地の解消と農業の担い手不足を解決するための仕組み。

地域にもよるけど年間0~数千円程度で50m2以下の小規模農地が載っていることも珍しくないよ。

この制度を利用すれば賃貸や持ち家に耕作スペースがない人でもチャレンジ出来るよね。家もそう。

但し、あくまで借地なのでどこかのタイミングで地主さんから明け渡してほしいと要望が入る可能性があるので永年性の植物を植えたい方や末永くその土地でやっていきたい人は農地を購入することをおすすめします。

買うとなると結構高くならない?

購入のハードルも近年ぐっと下がっているよ。

これまでは農地購入には5000m2(北海道は2ヘクタール)以上が原則で、その全てを農地として耕作する必要がありましたが、2023年(令和5年)4月1日の農地法改正により家庭菜園や小規模農業でもその他条件を満たせば購入が可能となりました。

今までは広大な土地を耕作・管理する必要があったので専業農家にならないと農業への参入はほぼ不可能でしたが広さの縛りが撤廃されました。

満たさないといけない「その他条件」とは耕作計画を組んで農地として維持・管理することだよね。やる気さえあれば新規参入も今は簡単。

そして気になる価格は…

そして気になる価格は…

都道府県別農地平均価格(2025年)

※単位:価格…千円/10a(≒1000m≒300坪)

    都市計画法の線引き外都市計画法の線引き内
集計市町村数平均価格集計市町村数平均価格
全  国5,4667632,1922508
全  国(除沖縄県)5,4227592,1822494
都府県(除沖縄県)5,2317832,1472527
北 海 道19111235464
東  北1,0102942911099
青 森 県10221450658
岩 手 県20840915468
宮 城 県146272401280
秋 田 県20616716368
山 形 県136264591418
福 島 県2123761111252
関  東61414985161762
茨 城 県80484132751
栃 木 県6442291421
群 馬 県941518803037
埼 玉 県263182932396
千 葉 県169886851776
東 京 都71065
神奈川県413326214075
山 梨 県1702459144954
東  海33916984154965
岐 阜 県1812003394162
静 岡 県8716721374534
愛 知 県94421676787
三 重 県621031721992
北  信8318641861841
新 潟 県22732397632
富 山 県8856116881
石 川 県107759112634
福 井 県1091281193118
長 野 県3001247434160
近  畿41312222722922
滋 賀 県1233244685
京 都 府65856703607
大 阪 府214433
兵 庫 県174878461401
奈 良 県8344903856
和歌山県154188117600
中  国6303922002716
鳥 取 県80330311667
島 根 県19532321528
岡 山 県175616902629
広 島 県77257465010
山 口 県103290121120
四  国393871962652
徳 島 県791367263719
香 川 県96864
愛 媛 県154680333109
高 知 県64728371495
九  州1,0014901711182
福 岡 県132674311911
佐 賀 県8846327560
長 崎 県108653241095
熊 本 県265493431136
大 分 県208380221497
宮 崎 県6030720686
鹿児島県14044241521
沖縄(県)441214105589

※一般財団法人全国農業会議所HP内データを元に作成しています。

例えば千葉県なら町でも1000mの広さで177万6000円。家庭菜園に十分な100m2なら17万7600円、田舎なら8万8600円相当になります。平均値なので地域差はあるけどどこも担い手がいないから宅地と比較するとかなり安い!

借地だとそこの農家さんとの相性もあるし、人付き合いが面倒という方にはこちらの方がおすすめかも。

また農地は宅地や更地に比べ固定資産税が圧倒的に安く、作物を育てるのも道具以外に必要なのは主に土や水といった自然の恵みになるので投資コストが安い点も大きな魅力です。

中でも筆者が特にお薦めするのは田畑の「畑」の方で、「田」の場合だとまず水を引き〈田植え→栽培→収穫→乾燥→精米〉など工程が多く、かなりの時間と労力を要しますが、畑に関しては多くの作物をさほど手間なく育てることが可能です。

商売にしないのに農業は…と思われる方も多いと思いますが、小規模で前述のメリットを享受するだけならリスクを最低限に抑えられますし軌道に乗ればその後商売として規模と販路を拡大していけば良いと思います。

また「活動の土台を作ろう」のカテゴリーでも紹介していますが、近年では農薬などから安全な食品を手に入れることが年々難しくなってきていますが自分で育てればそんな問題はありません。

2022年ののFAO(国連食糧農業機関)のデータでは農地1ヘクタール当たりの日本は農薬使用量は世界16~27位程度(農作物による)とされており、2008年頃には世界一位に肉薄していたため必ずしも日本の作物も安全とも言いきれません。

有機栽培でも一部使用を許可された農薬もあるため、究極的にはやはり自分で育てた作物に勝る安心はないと思います。

他にも世界的に戦争や紛争の絶えない現状を見ていると日本もいつまでも安全とは言い切れず、万一に備え、食の一部を自ら生み出せる畑を持つことは大きな保険になると思います。

また農地はお金と違い狙われない、盗まれないという点も地味に良いところです。

買い手があまり付かないので資産として持つことはおすすめしませんが(笑)

色々メリットはありますが何より自然と関わりを持つことは心の安らぎや安心感を与えてくれます。

土に触れることが嫌いでなければぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

「どんな場所を選んだら良いの?」、「どんな作物がおすすめ?」、「認定農業者にならなくても大丈夫?」等々、当ブログでは農業を始める際に出てくる疑問についても紹介していきたいと思います。

 

↓関連記事はこちら↓

記事が見つかりませんでした。